企業説明会を活用して納得できる就職をしよう
説明会でしか得られない情報を集める
就職先を決めるときに一番避けたいのは、情報不足のまま入社してしまい「思っていた会社と違った」と感じることです。
企業説明会に参加すれば、ホームページや採用パンフレットでは触れられていない具体的なエピソードや職場の雰囲気、部署ごとの違いなど、内部の事情に近い情報を聞くことができます。
たとえば「残業がどのくらいあるのか」「若手が担当できる仕事の幅はどれくらいか」「上司との距離は近いのか」といった、働くうえで気になるポイントも質問すれば教えてもらえる可能性があります。
こうした情報は入社後のミスマッチを防ぐ手がかりになります。
説明会で得た内容を自分の希望条件と照らし合わせながら、志望度を高めるかどうか判断していきましょう。
社員と直接話して働く姿を想像する
企業説明会では、現場で働いている社員と会話できることが大きな魅力です。
社員の表情や話し方、仕事に対する姿勢を実際に見ることで、「この会社で働くとこういう毎日になるのか」と具体的にイメージできます。
また、働く人の年齢層や男女比、キャリアパスの例なども聞いておくと、自分がその環境でやっていけるかどうかを判断しやすくなります。
特に「どんな人が活躍しているのか」「どんな性格の人が向いているのか」を尋ねると、企業が求める人物像がわかります。
自分がその条件に当てはまるなら志望度を上げ、少し違うと感じたら別の企業も検討するなど、次の行動が取りやすくなります。
社員との会話は採用面接での志望動機づくりにも使えるので、印象に残った話は必ずメモしておきましょう。