合同説明会で幅広く企業を知る
合同説明会で選択肢を増やす
企業が1社だけで行う説明会は内容が深く、志望度の高い企業をよりよく知るのに向いていますが、まだ志望を絞り込めていない段階では、複数の企業が一堂に会する合同説明会に参加するのがおすすめです。
合同説明会では、名前を聞いたことがない中小企業や成長中のベンチャー企業とも出会えるため、就職先の選択肢を一気に広げられます。
業界や職種ごとの違いも比較しやすく、「自分はこういう雰囲気の会社が好きだ」「こういう規模の会社の方が働きやすそうだ」といった気づきも得られます。
最初は興味の有無にかかわらず幅広く話を聞き、後から資料やメモを見返して志望度を整理すると、より納得感のある企業選びができます。
訪問順と質問内容を決めておく
合同説明会は限られた時間で多くの企業と接触する場なので、何も決めずに行くと「気になる企業の話が聞けなかった」「質問が思いつかなかった」という状態になりやすいです。
事前に参加企業の一覧を確認し、必ず話を聞きたい企業・時間があれば寄る企業と優先順位をつけておきましょう。
また、どの企業にも共通して聞ける質問をいくつか用意しておくと、ブースを回るたびにスムーズに会話ができます。
例えば「若手の育成方法」「入社後3年までに任される仕事」「評価制度」「リモートワークの有無」といった質問は、多くの企業が具体的に答えてくれる内容です。
説明会後はすぐにメモをまとめ、感じたことを忘れないうちに整理しておくと、次の選考やエントリーシート作成にも活かせます。
こうした小さな準備の積み重ねが、就職活動を効率的に進めることにつながります。